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2009年6月17日 (水)

無意識は2年や3年では変わらない

無意識という領域は、自分では無自覚な領域ですよね。
当たり前ですが、まったく自分では気づいていない部分です。


例えば、病気をした場合、大抵は原因があります。
過剰なストレスが体に影響を及ぼす訳ですから、ストレスがあった時期の前に
ショックやトラウマになるような出来事があったと考えられます。


その期間は、ほとんどが年単位になります。
中には何十年という期間、ストレスにさらされた場合、それが当たり前になってしまい
本人が無自覚になってしまう時があります。
体は悲鳴をあげているのに、本人は全然気づかないのです。



そういう方のセラピーは相当に長く時間がかかります。
まず、本人が自覚できている部分からアプローチをしていきますが
いきなり問題の核まで辿り着くことは難しいですね。
問題の核は「無意識層」の中にありますから。


何十年もその状態をやってきた訳ですから簡単に受け入れることが出来ないのですね。
丁度、玉ねぎの皮を一枚一枚むくようにセッションを進めます。


ただ残念なことに、2~3年かけてやっと上層部の意識がむけてきて、
「さぁこれから本題の核へ!」というところで、やめてしまう方が多いのです。



簡単に考えても何十年もやってきたクセを、2年や3年で意識を変えることは
本当に難しいのです。
なぜなら、問題の核に近づけば近づくほど、自分と向き合うことになるので
表面上はとても辛く感じるせいかもしれません。



なぜ辛く感じるかと言うと、自分を心底受け入れなくてはならないからです。
辛くなりたくない時、人は誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりします。
自分以外のせいにしている限り、「問題の核」を見ることは出来ません。



ただ、セラピーの目的は、「問題の核」を見ることではありません。
それは単なる通過点に過ぎないのです。


最終目的は、その先にある「本来の自分」を生きるためです。



誰かの為に気を使ったり、誰かの為に自分を犠牲したり、誰かの為に我慢したりと
「本来の自分」を生きることが難しくしてしまう「自分」がいることに気づくことです。



それを「どうにかしよう」「変えなくちゃ」を思わなくいいのです。
ただ、「気づく」だけで良いのです。
気づいた時には、「受け入れて」いるのですから。



「気づく」ことは、それほど難しく、いとも簡単に「気づく」ものでもあります。




ただ…ただ…人のことは良く分かりますが、自分のことは自分が一番分かってません。
と…日々思います。












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